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1549年から1763年にかけてブラジルの初代首都として、砂糖産業栄えたバイーア州の州都サルバドール。アフリカ大陸から労働力として黒人奴隷が多く連れてこられた歴史があり、現在でも人口の300万人の内約8割が黒人にルーツを持っています。アフリカの宗教、料理等の文化が土着の文化と溶け合い、アフロブラジルと呼ばれる独自の文化が生まれました。1985年には、ペロウリーニョ広場を中心とする旧市街が世界遺産に登録されました。
サルバドールのみどころ
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旧市街(セントロ)
世界遺産にも登録されていて、海沿いの下町地区と観光名所が集まる上町地区とにわかれています。この2つのエリアはラセルダと呼ばれる約70mのエレベーターで行き来することができます。
上町地区は、石畳とカラフルな建物が並ぶ中世の街並みがとても印象的です。これらの建物は、植民地時代からのもので、古い街並みがそのまま残っています。ジェズス広場やペロウリーニョ広場周辺に多くの教会やお店が集まっています。
下町地区には、民芸品などのお店があります。カポエイラなどの実演をしていることもあります。
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サンフランシスコ教会
旧市街の一画にあり、18世紀のバロック建築の教会です。教会前にある金の彫刻や内部にたくさんの金箔が使われていることから「黄金の教会」ともよばれています。中庭は回廊に囲まれていて、この回廊にあるタイル画も見逃せません。教会の教えなども、画で描写されています。
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バーハ要塞
セントロの南にあるバーハ海岸の岬に建つ「バーハ要塞」は、400年以上前に建てられた軍事施設です。現在は灯台として活躍しているほか、一部はバイーア海洋博物館として公開されています。
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ボンフィン教会
セントロの北にあり、大西洋を見下ろす丘の上に建てられた「ボンフィン教会」は、「奇跡の教会」とも呼ばれています。ここでお祈りをすると願いが叶うと、多くの人が訪れます。とくに病気や怪我に関するお祈りが多いようです。
教会の前にはフィッタと呼ばれるリボンがたくさん結びつけられています。このフィッタはお祈りをするときに手首に巻きつけ、自ら外さず、自然に切れるときに願い事が叶うといわれています。