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魅惑的な銀行街
経済動脈の中心地フランクフルトの高層ビル群は、特にマイン河畔からよく見えます。高さ200mのマインタワーの展望台からは、眼下に広がる街並みとマイン川からタウヌスの山々の展望が楽しめます。高層階のレストランやバーで一休みしませんか。
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レーマーベルクと市庁舎(レーマー)
ドイツならではの木組みの家々が並ぶ中心街は、都市計画の一環として1986年に再建されました。角のグローサー・エンゲルは17世紀にフランクフルトで始めて創設された銀行です。14世紀に建てられたかつての都市貴族の建物は3つからなっていて、どれも切妻のゴシック様式、人目を引く正面玄関が有名。フランクフルトのシンボルです。歴史的な建物、市庁舎は今のところ市長が所有しています。
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パウルス教会
パウルス教会は1789年から1833年にかけて建てられ、ドイツの自由と民主主義の象徴とされてきました。1848年には第1回ドイツ国民会議がこの教会で開催され、今日のドイツ憲法の草案が生まれました。第2次世界大戦の後再建されてからは、宗教上の目的では使われなくなり、ドイツの民主主義の発祥地としての役割を担っています。現在は政治や文化などの授賞式などが行われています。
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ゼンケンベルク研究所/自然博物館
ゼンケンベルク博物館が、そのワッペンに載っている恐竜トリケラトプスで有名になったのは確かでしょう。しかし、この博物館はもっと多くのことを紹介しているのです。トカゲ、鳥、魚の他にエジプトのミイラや光る宝物もあります。ゼンケンベルク映画館では、開館時間中、博物館のテーマについての様々な短編映画を見ることができます。常設展示の他、特別展示もあり、定期的にガイド、講演、研究報告も行っています。聖金曜日、12月24日、12月31日、1月1日休館。
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シュテーデル美術館と市立ギャラリー
シュテーデル美術館はドイツで最も重要で有名な美術館の一つです。ここフランクフルトの博物館街の中心では、7世紀にわたるヨーロッパの芸術を素晴らしい多様性の中で紹介しています。シュテーデルは月の第一木曜日に、“アート・アフター・ワーク”を行っていて、夜の8時以降も開館しています。公開ガイドは無料。美術作品を選択して案内する短時間のガイドツアーではシュテーデルとそのコレクション、そして特別展示を廻ります。ご希望の場合はお申し込みください。毎週月曜日、12月24日、12月31日休館。
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対話博物館
フランクフルトの対話博物館では何も見ることができません。その代わり、聞くこと、感じること、匂いを嗅ぐこと、味わうことが可能です。ここでは、何も見えなかったらどのように周りの環境を感じ取るのか、を体験します。このようにして、普段の日常的なことが特別な発見になり、自分自身を振り返らせてくれます。一人きりにさせられることはありません。目の不自由なガイドが、目の見える人々を“暗闇での対話”の展示の中をご案内します。毎週月曜日休館。ご来館には事前の申し込みが必要です。またガイドが付きます。
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フランクフルト・ユダヤ博物館
フランクフルトのユダヤ博物館は1812年から1824年かけて建てられたロートシルト宮殿内にあります。ユーデンガッセ通りにある博物館の分館と共に、展示ではフランクフルトのユダヤ人社会の歴史と社会的、宗教的生活を紹介しています:12世紀のユダヤ人入植の始まり、1945年後のフランクフルトのゲットーの終結、及び1945年以降のユダヤ人社会の社会的受け入れと新スタートなど。ユダヤ人の習慣と祭礼器具は、シナゴーグ、家、個人と共同体の生活における日常と宗教儀式がどんなものなのかを物語っています。両方の建物で定期的に企画展示が行われ常設展示の内容を深め、補足しています。毎週月曜日、聖金曜日、イースターの月曜日、5月1日、聖霊降臨祭の日曜日は休館。
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フランクフルト・博物館河岸
フランクフルト・ザクセンハウゼンのマイン川河岸、アイゼルナー歩道橋とフリーデンス橋の間に博物館河岸があります。博物館河岸、フランクフルトの芸術・文化街には13個の異なった名のある博物館があり、ドイツとヨーロッパの博物館の中で最も重要な拠点の一つです。マイン川の両岸の独特な文化施設があることにより、フランクフルトは芸術愛好家の間で高い評価を得ています。博物館河岸は、例えば、8月最後の週末にある博物館河岸祭りや毎年春に開催される博物館の夜といった多くの文化イベントの舞台にもなります。
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フランクフルト歴史博物館
シュタウファー朝時代(1120年頃)のかつてのザールホーフ礼拝堂はフランクフルト旧市内で最古の建物で、歴史博物館の一部です。ここにはフランクフルトが年代順に映し出されています。レーマーベルクにある歴史博物館は、1878年から約60万点の市の歴史に関する展示品や美術品を収集しています。美術品の多くは絵画と版画、繊維製品のコレクション、コインの陳列室、手工芸品や昔のおもちゃのコレクションなどで、博物館を多彩なものにしています。毎週月曜日休館。
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フランクフルト・ドイツ建築博物館
1984年に開館したドイツ建築博物館は古い二軒立てのヴィラの中にあり、フランクフルト・アム・マインの建築センターです。建築というテーマだけに集中しています。建物の中心は“ハウス・イム・ハウス”で、これは3つの階に広がっており、ますます場所がなくなっている状態とは言え、最終的には“もともとの小屋”の中に納まっています。常設展示には先史時代の小屋から高層ビルまで模型があり、建築史と人間の住居史について伝えています。一年に何度も変化する特別展示も重要なプログラムです。毎週月曜日休館。
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フランクフルト a. M.・応用芸術美術館
1985年に開館したフランクフルトの応用芸術美術館は、シャウマインカイ沿いの豪華な公園、ヴィラ・メッツラー、リチャード・メイヤーの建物と共にフランクフルトの最も美しい芸術の館です。ドイツの最も大きい6つの工芸博物館の一つに数えられています。6千年にわたるコレクションと様々な世界文化を魅力的に紹介しています。黄金、造形美術や陶磁器、木やガラス、象牙、毛織やエナメル、ゴムや銀などの芸術作品がヨーロッパや中近東の国々またアジアの国々から蒐集されており、その展示物の素晴らしさに目を見張ります。毎週月曜日休館。
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フランクフルト・アム・マイン・パルメンガルテン
フランクフルト市内に植物のパラダイスがあります。この分野ではドイツ最大級の広さ26ヘクタールに五大陸の植物を集めた温室があります。1868年に庭園植物販売業で庭園設計士のハインリッヒ・ジースマイヤーが創設し、1871年華々しく公開された庭園には、散歩道とデッキチェアの置かれた緑の芝生、様々なテーマ別の庭、多くの温室があります。パルメンガルテンはいつも花でいっぱいと言うだけでなく、年間を通しシリーズでテーマを持った展示もしています。個人、グループのためのガイドを行っています。
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フランクフルト・アム・マイン・ゲーテハウス
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテは1749年8月28日フランクフルトで誕生しました。グローセン・ヒルシュグラーベンの生家があった場所に、現在ゲーテハウスとゲーテ博物館があります。この家は実物に忠実に再建されたものです。台所や居間、応接間の家具やその他の家財道具は後期バロックの市民の住文化に合わせて飾られています。ゲーテの勉強部屋は当時のように調度品が整えられています。“ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン”や“原ファウスト”、“若きウェルテルの悩み”などの作品を彼はここで創作しました。詩や戯曲、散文などの作者としてゲーテは最も重要なドイツの詩人であり、世界文学上でも傑出した人物です。彼の作品は現在、世界中の言語に訳されています。また世界中から何十万人ものファンが毎年ここを訪れます。多言語でのガイドとオーディオガイドがあります。
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フランクフルト・聖画像博物館
1990年に開館したフランクフルト・アム・マインの聖画像博物館は、ドイツ騎士団館の旧食堂にあり、博物館街の東端に立つ建物です。ここではキリスト教-ギリシャ正教会の広範囲な絵画の世界が広がり、15世紀から20世紀までの聖画像の芸術と礼拝を紹介しています。はっきりとした輪郭を描く部屋では建物と木に描かれた礼拝画との対象が感じられます。特に価値があるのは12世紀/13世紀のコプト教会の紙聖画像と多くのサインと日付の入った聖画像です。さらにこの博物館には十字架、祭具、繊維などの宗教的手工芸品の展示品があります。毎週月曜日休館。
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フランクフルト・ドイツ連邦銀行貨幣博物館
フランクフルトにあるドイツ連邦銀行の貨幣博物館のコレクションは、ドイツ帝国銀行にその源を発します。貨幣博物館では、貨幣の歴史とその機能に関する説明と、世界各国のコインと紙幣の展示が行われています。歴史の中で、どの“価値物質”が貨幣としての役割を担っていたかが明らかになります。タカラ貝からコーヒー豆、そして巨大な石板がその例です。また1930年代の世界経済恐慌など、近代の金融史に関する説明がされています。毎週土曜日、12月24日、12月25日、12月31日、1月1日、イースターの日曜日、5月1日休館。
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フランクフルト・聖書の家
旧教会で2003年教育学的観点に従った体験博物館が出来ました。特にここは子供と青少年たちが聖書の世界に関する異なった考えについて知るために最適です。マルチメディアを使って足を踏み入れることができる巨大な聖書が、“聖書”というテーマに直接入っていくことを可能にしています。さらにゲネザレト湖で残骸が発見されたローマ時代の船の実物大モデルがアトラクションとなっています。遊牧民テントにある物と洋服は訪れる人たちが使用することができ、聖書の時代の歴史的楽器のレプリカも試しに弾くことができます。毎週月曜日休館、ガイドご希望の場合はお問い合わせください。目の不自由な方にもお楽しみいただけます。
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フランクフルト・シルン美術館
1986年フランクフルト・レーマーベルクにある旧市街に開館したシルン美術館はヨーロッパでも有数の優れた美術館です。レーマーの丘と大聖堂、マイン川に囲まれて建つ堂々とした建物は、発見の場であり、また文化的な意見を交換する場所として重要な刺激を与える役割を果たしています。常設展示はなく、巡回展示、特別展示のみの美術館です。2,000平方メートルの展示場ではこれまでに200回の美術展が開催されました。特徴のある美術展は、ウィーンのユーゲントシュティール展、表現派の作家展、ダダ展、シュールリアリズム展、写真の歴史展、そしてサウンドアートの現代に占める位置展などです。カンディンスキーやシャガール、ジャコメッティ、カーロ、ヴィオラ、シェーンベルク、マチス、シュナーベル、バイアース、クライン、そしてニコライなどの芸術家たちの大きな個展があります。毎週月曜日休館。
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旧市庁舎レーマー
中世の建物が集まるレーマー広場に建ち1405年よりフランクフルトの市庁舎として利用されています。神聖ローマ帝国の戴冠式後に祝賀会が行われていた「皇帝の間」に、52人のドイツ出身ローマ皇帝の等身大肖像画は必見。
開館時間
毎日 10:00~13:00/14:00~17:00
※ただし特別行事の時は閉館
入場料:2ユーロ
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レーマー広場
レーマー広場(市庁舎広場)の中心には、正義の女神『ユスティシアの噴水』があります。広場は夏はマイン川の夏祭り会場となり、冬にはクリスマスマーケットが開かれます。広場の南側に面して建つ『ニコライ教会』はプロテスタントの教会として、09:05、12:05、17:05に美しい鐘の音を聞かせてくれます。
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アルテ・オペラ
美しい後期イタリア・ルネッサンス風の建物は、パリのオペラ座をモデルにしました。第二次世界大戦の爆撃で破壊された後、市民の献金などによって再建され、現在はクラシックコンサートやポップス、ロック、ジャス等のイベント、ミュージカル、バレエの客演などの会場として使われています。
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大聖堂
1356年にカール4世が発した金印勅書以来、常に神聖ローマ帝国皇帝が選出され、1562年以降は皇帝の戴冠式も行われていた教会です。塔に登ってフランクフルト市内の街並みを眺めてみてはいかがでしょうか?
開館時間
毎日9:00~18:00(2015年4月現在)
※ただし特別行事の時は閉館
入場料:3ユーロ(2015年4月現在)
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ザクセンハウゼン
フランクフルトを代表する飲み屋街。昼は閑散としてますが、夜はネオンが放ち大変にぎやかなところに様変わりします。カフェやバー・レストランが軒を連ね、深夜まで賑やかです。ここに来たらまず挑戦したいのが『リンゴ酒』。ほとんどのレストランやカフェにおいてあります。リンゴ酒もビールも約2ユーロ~と、日本より安くアルコールが楽しめます。ここに来れば自然と地元の人達とも仲良くなれること間違いなし!フランクフルトのおすすめスポットです。
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フレスガス
アルテ・オーバー駅から東へ延びる通り『フレスガス』は、レストランやカフェ、デリカテッセンなどが軒を連ねるグルメ王国です。路面店の中でおすすめなのが、『LECKER BISSEN』。ここのシュヴァイネハクセやソーセージは美味!路地を入ったところにも、レストランやカフェなどが点在しているので要チェックです。周辺には高級ブティックやデパートもございますので、お土産を買うにもおすすめです!