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マルセイユはフランス最大の港湾都市で、プロヴァンス地方の中心都市。
地中海に面し貿易の中心地として古くから発展し、温暖で過ごしやすい気候と手付かずの自然が多く残り、地中海の陽の光がまばゆく、ゆったりと過ごされたい方にお勧めの観光都市です。
現在のマルセイユは、街の歴史を物語る貴重な遺産が数々あり、聖母マリアに捧げられたノートル・ダム・ド・ラ・ガルド・バジリカ聖堂、アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」で有名になったイフ城、街の中心に位置する旧港など観光の見どころも満載です。
また、近年の湾岸地区再開発の影響で、モダンなショッピングモールなど、明るい雰囲気の施設が増えました。
少し足を延ばして、海岸沿いの入り組んだ白い崖と青い海のコントラクトが美しい国立公園に定められた「カランク」では手つかずの自然が楽しめます。
ブイヤベースを代表とする魚介料理など名物料理も充実しており、心ゆくまでグルメを堪能できます。
マルセイユのみどころ
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ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院
丘の上に建つマルセイユのシンボル的存在、ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド寺院。ビザンチン様式の聖堂は18世紀中頃に建築家エスペランデューによって建てられました。鐘楼の上の黄金のマリア像が航海に出る船乗りたちを見守っています。テラスからは360度の絶景のパノラマが楽しめます。
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マルセイユ旧港
ヨーロッパで最も古く港が開かれ、現在は小型船やヨットが並ぶ「旧港」は、フランスを代表する貿易港でした。早朝に開かれる魚市場では新鮮な魚介類が並び、売り買いされ活気ある様子が見られます。港周辺のレストランではマルセイユ名物のブイヤベースを味わうことができます。
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イフ城
イフ島はマルセイユの沖合い3キロに浮かぶ小さな島です。イフ城は16世紀に海賊やスペイン海軍の襲来からマルセイユの港を守るための要塞として建てられ、のちに政治犯や異教徒たちを幽閉する牢獄として使われました。アレクサンドル・デュマの名作「モンテ・クリスト伯」の舞台となったことでも知られています。イフ島へは旧港から出る遊覧船でおよそ20分です。
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カランク国立公園
手付かずの自然の美しさと独特の生息環境により国立公園に定められた「カランク」。氷河に侵食された石灰質の岩が切り立つ風景は独特なもので、その間を流れるコバルトブルーの海、入り江の風景は絶景です。
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旧施療院
1670年に恵まれない人々を保護するために建てられた「旧施療院」。豪華なバロック式の建物で、内部は、地中海考古学博物館、アフリカ・オセアニア・アメリカ先住民族博物館となっている。
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ユニテ・ダビタシオン
マルセイユ郊外に建つ、建築家のル・コルビュジェが設計した集合住宅「ユニテ・ダビタシオン」。1952年に国がモデル的に建設した中所得者層向け高層公営住宅として建てられ、ル・コルビュジェが5原則(水平連続窓、ピロティ、屋上庭園、自由な平面、自由な立面)やモデュロールを駆使して設計した代表的な事例かつ現代の高層住宅の元祖というべき作品ある。
18階建て、全337戸で、住宅だけではなく屋上庭園、店舗や郵便局など公共スペースも備えている。
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MuCEM
MuCEMはヨーロッパ地中海文明博物館の略称で、マルセイユが欧州文化首都を務めた2013年の6月に開館しました。マルセイユの中心部にある歴史的に重要な港の近くに位置し、博物館と歴史的建造物のサン・ジャン要塞が細い橋でつながり、博物館の洗練された現代性と要塞の古典的な美が結び付いています。MuSEMの屋外スペースや庭園への入場は無料で、庭園、カフェ、レストランが入っており、のんびりと時を過ごすには絶好の場所です。