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グダニスクはヴィスワ川がバルト海に注ぐ河口に発達した港湾都市です。13~14世紀にはハンザ同盟の一員として繁栄を誇り、現在もポーランド北部の歴史・文化・観光の拠点都市となっています。グダニスクの旧市街にはルネッサンス様式の華麗な市庁舎や中世貴族の館が建ち並び、みどころがコンパクトに集まっているので、気軽に街歩きを楽しめます。グダニスクはバルト海における琥珀産業の中心都市としても知られていて、旧市街のマリアツカ通りにはたくさんの琥珀の露店が並んでいます。グダニスクを拠点に、世界遺産マルボルク城に気軽にアクセスすることができます。
グダニスクのみどころ
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グダニスク旧市街
グダニスク旧市街の中心は、ポーランド王がグダニスクを訪問した時に通った「王の道」と呼ばれるドゥーギ通り。通りの両側には、ルネッサンス様式の華麗な市庁舎や中世貴族の館が建ち並び、ポーランド王国の繁栄を今に伝えています。レンガ造りの教会としては世界最大級の聖母マリア教会からは、オレンジ色の屋根が並ぶ旧市街の様子を一望できます。
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モトワヴァ運河と遊覧船
モルトヴァ運河は、港として利用されていたかつての町の玄関口です。夏の時期には、遊覧船のミニクルーズをお楽しみいただけます。港からのびるマリアツカ通りにはバルト海の宝石・琥珀を扱う露店でにぎわっています。
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大武器庫(Wielka Zbrojownia)
オランダ・ルネッサンス建築の大武器庫には、竜の形の雨樋など細やかな装飾が施されています。かつては、内部には大砲や弾丸などが保管されていました。大武器庫の前にある取り出し口は、地下から大砲の弾を出すためのものです。大武器庫は第2次世界大戦で破壊され、1945年に再建されました。現在では、美術アカデミーとして利用されています。
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旧市庁舎(Ratusz Głównego Miasta)
1379年に着工された旧市庁舎は、グダニスクの富とこの町のヨーロッパにおける地位というものを顕示するものでした。現在はグダニスク歴史博物館となっており、赤の広間(Sala Czerwona)という評議会の間は必見です。市庁舎の上の展望台からは、グダニスクの美しいパノラマを楽しむことができます。
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ネプチューンの噴水(Fontanna Neptuna)
海の守護神であるネプチューンのブロンズ像は17世紀からグダニスクを見守っています。グダニスクの伝説では、このネプチューンは噴水に人々が金貨を投げ入れるのを嫌がって、手にした三叉の矛(トリアイナ)で水を突き、金貨を金箔に変えてしまったといわれています。その金箔の輝きがグダニスク名産のハーブ・リキュール「黄金の水」の味をいっそう熟したものにしたということです。
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緑の門(Zielona Brama)
1568年から1971年にかけて造られたオランダ・ルネサンス様式の緑の門は、ドゥーギ広場の最後、モトワヴァ運河に一番近い場所に建っています。緑の門は、グダニスクを訪れる各国の国王のための宿泊所となるはずでしたが、実際には一度しか利用されませんでしたが。現在では国立博物館の別館としてさまざまな展示会が開催されています。
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黄金の門(Złota Brama)
黄金の門は17世紀はじめにできた凱旋門です。この門をくぐって王の一行が市内に入って来たといわれています。門の上の彫刻は、平和・自由、裕福、名声、調和、正義・敬神と賢明をあらわしています。
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マルボルクのドイツ騎士団城
マルボルク城は中世の要塞としてはヨーロッパ最大の城砦です。13世紀にドイツ騎士修道会がここを本拠地とするために始められました。その後、広大な修道会国家の首都となり、さらに大幅な増築を経て現在の姿へと至りました。
【グダニスクからのアクセス】
グダニスク中央駅よりマルボルク駅まで列車で約30分、マルボルク駅からマルボルク城まで徒歩15分又はタクシーで5分
グダニスクのグルメ
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Pierogarnia Mandu Gdansk Glowny
グダニスクに2店舗あるピエロギ専門店。Gdansk Glowny店はグダニスク中央駅から徒歩5分ほど。お店の内装はカフェのようなおしゃれな店内。ポーランド名物のピエロギを様々な味付けでお楽しみいただけます。
Pierogarnia Mandu Gdansk Glowny
http://www.pierogarnia-mandu.pl/
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Targ Rybny Fishmarkt
モルトヴァ運河沿いにあるシーフードがおいしいレストラン。特に具だくさんのブイヤベースがおすすめです。
Targ Rybny Fishmarkt
http://www.targrybny.pl/