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キュリー夫人が生を受け、ショパンが20歳まで過ごしたポーランドの首都ワルシャワ。ワルシャワ歴史地区は、戦争によって地上から一度消えた後に市民の手で再建され、世界遺産となりました。戦前に描かれた絵画やスケッチなどから、レンガのひび割れひとつに至るまでといわれるほど忠実に、一般市民の手ですすめられたワルシャワ歴史地区を訪れてみませんか?
ワルシャワのみどころ
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ワルシャワ歴史地区(旧市街)
ワルシャワの旧市街は、第二次世界大戦中灰燼に帰した街並みを「レンガのひび割れ一つに至るまで」忠実に蘇らせたワルシャワ市民の「不屈の熱意」が評価され、世界遺産に登録されました。旧市街にはひとつひとつに特徴がある石造りの建物が並び、旧王宮前の広場は年間を通じて観光客でにぎわっています。 広場は規模としてはそれほど大きくありませんが、中世の趣をたたえた街並を堪能することができます。
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旧王宮
第二次世界大戦中にナチスにより破壊された王宮は、多くの人々の尽力により、外装から内装まで全て昔のままに再現されました。絢爛豪華なヨーロッパの名匠たちの作品で飾られた室内装飾や国宝級の美術品には目を奪われます。
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ワジェンキ公園
多くの木々に囲まれ、芸術の香りが漂う公園は、その昔ポーランド王が芸術家たちと集った夏の別荘でもありました。現在では市民の憩いの場となり、夏季には園内のショパン記念碑のそばに作られた特設ステージで屋外コンサートが開かれます。
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バルバカン
旧市街と新市街の境目にあるバルバカンは、15世紀から16世紀にかけて造られ火薬庫や牢獄として使われていました。第二次世界大戦で破壊され、戦後に復元されました。
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キュリー夫人の生家(キュリー夫人博物館)
キュリー夫人の生家はワルシャワ新市街の目抜き通りにあり、現在は博物館として一般公開されています。博物館には、キュリー夫人のコートや眼鏡ケース、放射線研究所設立のために贈られたお金が入っていた鞄などが展示されています。
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ショパン博物館
マルチメディアやタッチパネルを活用したショパン博物館は、ショパンに関する数多くの展示品を収蔵しています。その中には、ショパン直筆の楽譜やショパンが最後に使っていたピアノ、ショパンの手型などを見ることができます。
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聖十字架教会
聖十字架教会の本堂左手の石柱にはショパンの心臓が安置されています。ショパンの死後、遺言によって彼の心臓は生まれ故郷のワルシャワに運ばれ、聖十字架教会に埋められました。第二次世界大戦で教会は半壊し、ショパンの心臓も持ち出されましたが、戦後に再建され聖十字架教会に戻されました。
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ショパンのベンチ
ショパンのベンチは、ショパンにゆかりのある場所近くに置かれています。ベンチには解説文が刻まれていて、ボタンを押すとショパンの音楽が流れるようになっています。
ワルシャワのグルメ
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ジューレック
ジューレックはポーランドを代表するスープです。発酵ライ麦を使った酸味があるスープが特徴です。具はソーセージやゆで卵などが入ります。
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ピエロギ
ピエロギはポーランドの伝統料理、ポーランド風餃子です。具はひき肉、カッテージチーズ、キノコ、果物などさまざまです。甘いシロップのかかったピエロギ、油でかりっと揚げられたピエロギなど、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。ワルシャワにはピエロギ専門店があります。
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鴨のロースト
ワルシャワといえば、鴨を使った料理が有名です。鴨のローストには鴨肉と相性がいいポーランド特産のリンゴのソテーが添えられています。