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1767年に滅びるまで、33代、417年間続いたアユタヤ王朝の都で、山田長政の活躍した日本人町があったことでも有名です。 遺跡には当時の面影が残されており、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。また、夜間は幻想的にライトアップされ、観光客にも人気です。バンコクからは北に車で約1時間半の距離です。
アユタヤのみどころ
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「ワット・プラシーサンペート」
アユタヤ最大規模の寺院跡。
バンコクのワット・プラ・ケオに相当する王室の守護寺院です。タイの寺院の中でも重要な位置を占めます。
1491年に建立され、1500年には高さ16m、総重量171kgの黄金に覆われた仏像が建造されましたが、ビルマ軍の侵略により破壊されました。境内には、アユタヤの象徴ともいえる15世紀に建てられた、歴代3人の王の遺骨を納めた仏塔が静かに並んでいます。
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「ワット・マハタート」
木の根の間に埋め込まれた仏像で有名な寺院。
ワット・プラ・シー・サンペットと並び重要とされています。
かつてあった高さ44mにもなる仏塔は、ビルマ軍により破壊され、その跡が痛々しく残っています。中心にあった仏塔も1911年に崩れてしまいましたが、1956年に修復した際、その地下から数々の黄金仏や宝飾品が発見され、現在チャオ・サン・プラヤー国立博物館に展示されています。
クメールの影響を受けた、アユタヤ時代最初の仏塔といわれています。
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「ワット・ラーチャブーラナ」
1424年、8代王ボロムラ―チャー2世が多い継承争いで倒れたふたりの兄を火葬した場所に建てられたものです。はじめは二つのチェディでしたが、後に大きなプラーン(クメール式仏塔)と礼拝堂を増築し、寺院の体裁を整えました。
1958年に、ボロムラーチャー2世がふたりの兄のために納めた宝箱が発見され、現在チャオ・サン・プラヤー国立博物館に展示されています。
クメール様式によって建てられた仏塔に描かれた美しい文様がみどころです。
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「ワット・ヤイ・チャイモンコン」
セイロンに留学し帰国した僧侶たちのために、1357年に初代王ウートンが建立したと伝えられる寺院。
境内中央にある高さ62mの仏塔は、1592年にビルマ王子との戦いで勝利した記念として、ナレスアン大王が建立しました。
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「ワット・プラナンチュン」
アユタヤ王朝以前からあった寺院で、建立者は不明。本堂には大きな仏像が安置されています。
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「ワット・プララーム」
初代王ウートンが眠る寺院。
1369年に2代王ラームスエンにより建てられた、美しいクメール様式の寺院です。
回廊にたくさんの石仏が並んでいる大きなプラーン、チェディ、ウィハーンの跡があり、ウートン王の遺骨も納められている、大規模で見ごたえのある遺跡です。
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「ワット・ロカヤスタ」
広々とした草原に並ぶ遺跡群の奥にある、全長29mの寝釈迦仏が有名な寺院。中期アユタヤ様式とされるが、現在あるのはタイ芸術局によって復元されたものです。
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「バンパイン宮殿」
歴代の国王たちが過ごした夏の離宮。
アユタヤ市内から南に18キロ、プラサートーン王がお忍びで行く場所としてお堀の中央の島に建てた宮殿。広大で美しい敷地内には、主にラーマ5世が建てたパビリオンと呼ばれる5つの館が点在します。
離宮は、池の中央に見られる十字型のタイ建築の建物は「プラ・ティナン・アイサワン・ティッパアト」、宮殿入り口の北側にある西洋風の建物が「プラ・ティナン・ワローパート・ピマーン」、中国産の床のタイルに鳥や木の絵が描かれ、雨期・冬期に廷臣の住居として使用された「プラ・ティナン・ウェーハート・チャムルーン」、小島に立っている物見の塔である「ホー・ウィトゥン・タサナー」など用途・様式はさまざまです。