海外旅行専門店のエス・ティー・ワールドでは、
オーロラの鑑賞に最適のツアーを、各国豊富にご用意しています。
合わせて、オーロラ鑑賞に必要な情報やアドバイスなど、
スタッフがご案内致します。
オーロラとは
北極の空に現れる大自然の神秘【オーロラ】
オーロラは宇宙から飛んでくる電気を帯びた微粒子(プラズマと呼ばれる)が
地球の大気とぶつかり放電し、そのエネルギーが光となり人の眼に帯状に映る自然現象です。
「オーロラ」の語源はラテン語から来ており、英名は「ノーザン・ライト」と呼ばれています。
オーロラはどこで見られるの?
オーロラは北極と南極の周りを取り巻くベルト(オーロラ・オーバル)
と呼ばれる帯の中に現れます
オーロラ・オーバルの位置は太陽に対して常に一定で、地は1日に1度この下を回転します。
尚、オーロラ・オーバルは地球の夜側の方が幅広く、大きくなっています。
あまり極点まで近づくとオーロラの発生は少なくります。
この場合の極とは一般的にいう地理上の極ではなく、地球の磁場の極のことを言います。
オーロラが鑑賞できる国
カナダ
Canada
- オーロラ観賞ベストシーズン
11~4月上旬 - オーロラが現れる時間帯
22時~深夜2時頃 - オーロラ観賞率(3泊滞在時)
90%
カナダの北部は、世界有数のオーロラ鑑賞地。3日以上の鑑賞で90%以上の鑑賞率で人気です。ベストシーズンは乾燥した冬の季節ですが、8月~10月でも鑑賞可能!比較的暖かい環境の中でオーロラ鑑賞ができ、この時期も人気です。
ホワイトホース
カナダ三大オーロラ鑑賞ポイントのひとつであるホワイトホース。場所はブリティッシュ・コロンビア州の北にあるユーコン準州内にあり、そのユーコンの州都がホワイトホースです。ホワイトホースではオーロラ鑑賞はもちろんその他のアクティビティも満載です。 最近ではカナダ国内外問わず、その街並みや自然の美しさにほれ込んだ移住希望者が後を絶ちません。 日本からの場合バンクーバー乗継にてアクセスが可能なのも人気の理由のひとつです。
イエローナイフ
オーロラベルトの真下に位置しており、晴天率が高いことからオーロラの出現率はとても高く、 過去の統計によると、3日間連続で鑑賞ツアーに参加した場合のオーロラの鑑賞率は95%。 オーロラ鑑賞以外の日中のアクティビティも充実しております。 街の光が届かない市内から車で約30分ほどの場所にオーロラ鑑賞施設(オーロラビレッジ)で、 温かいお飲み物やスープなどの軽食をとりながらオーロラ出現を待つことができ、快適なオーロラ鑑賞が可能です。
フィンランド
Finland
- オーロラ観賞ベストシーズン
9~3月 - オーロラが現れる時間帯
19時~深夜0時頃 - オーロラ観賞率(3泊滞在時)
90%
各オーロラ都市に日本から行きやすく、オーロラ目的のお客様に大変人気のある国です。オーロラ観賞が出来る都市も沢山あります。オーロラ観賞だけでなく、冬のアクティビティーや北欧雑貨などのショッピングも同時に楽しめるのが特徴です。
ロヴァニエミ
サンタクロースの故郷として有名な「ロヴァニエミ」ラップランド州最大の町で、オーロラ以外の見どころが沢山あります。サンタ村は必ず訪れたいものです。北欧デザインのショッピングやグルメも充実しています。ヘルシンキ発着の寝台列車(サンタクロースエクスプレス)での移動も人気です。
サーリセルカ
国立公園の麓に位置するフィンランド最北の小さな村。灯がほとんどなく、村のなかからオーロラが見られるのがポイント。晴天率が高いので、オーロラ観賞を重視する方におすすめです。
レヴィ
街の中心地から徒歩圏内にお土産物屋さん・スーパー・カフェがあり便利。日中はスキーや犬ぞり、トナカイぞりなどのアクティビティを楽しんだりと思い思いに過ごした後、夜はオーロラ観賞をお楽しみ頂けます。
スウェーデン
Sweden
キルナを玄関口として、世界初のアイスホテルがある「ユッカスヤルヴィ」や、大自然あふれる「アビスコ」でオーロラ観賞が可能です。「アビスコ」は晴天率が高く、あたりに明かりがほとんどないところです。
ノルウェー
Norway
ノルウェーのオーロラ観賞の定番は北極圏最大の都市「トロムソ」です。気温がそれほど下がらない為、観賞にむいています。北極圏を運航している世界最北の「フッティルーティン」は船上からオーロラを観賞することが出来るため、世界的に人気があります。
アイスランド
Iceland
国の約8割がオーロラベルト(オーロラ観賞に適した地域)に入っていますので、首都レイキャビクからオーロラ観賞が可能です。アイスランドは人口密度が低く、静かなオーロラ観賞をしたい方にお勧めです。
アラスカ
Alaska
アラスカ州のフェアバンクスは、オーロラの鑑賞率が高く、年間240日以上オーロラが出現すると言われています。晴天率が高く明るいオーロラを見れることで知られています。
ロシア
Russia
ロシア最北端の街ムルマンスクは北極圏最大の街で、オーロラ鑑賞地では珍しい市内からもオーロラ鑑賞に適しています。夏は数週間にわたり日没がない”白夜”が、逆に冬では昼の時間が極端に短く夜が長い状態が続きます。
オーロラはいつでるの?
オーロラが現れる時間は、地域によって差があります
夜(暗い時間)が長い8月中旬~4月上旬がベストの季節です。
発生時間のおおよその目安は
カナダ・アラスカ・・・ 午後10時~午前2時頃
北欧・アイスランド・・・午後7時~午前0時頃
※時々夕方から出たり夜明け前にも出る場合もあるので、念入りに見ましょう。
オーロラエリアの天気と気温
オーロラは宇宙で起こる現象の為、
オーロラの発生が地上の天気や気温に直接左右されることはありません。
オーロラは地上から80~500kmの高さで光っています。そこは電離圏と呼ばれ、太陽からのエネルギーによって、地球の中性大気が一部電離されています。つまり、曇っていたり、雪や雨が降っていては、上空で見事なオーロラが出現していても、雲の下にいる私たちは見ることができなくなってしまいます。オーロラの発生自体に天気は関係ありませんが、天気が良い方が、オーロラを見られるチャンスが多いというわけです。また弱い明るさのオーロラは一般的に月の光の少ない新月の時期のほうが見えやすくなります。満月の時期に明るいオーロラが出た場合は、満月とオーロラの夢のコラボレーション写真を撮るチャンスです!
オーロラエリアの平均気温
情報提供:ユーコン準州観光局
参考資料:ノースウェスト準州
発行データ:アラスカ州政府観光局、世界気象機構(WMO)、VisitFinland、スカンジナビア政府観光局、気象庁発行データ
オーロラ鑑賞時の服装
-帽子-
耳まですっぽりと覆う事の出来る毛糸の帽子や耳あてがあれば良いでしょう。
必ず”耳”が隠れるものにしましょう。
-顔-
極端に冷たい空気を吸い込む事は肺にあまりよくないようですので、 マスクも念の為お持ちください。
-首-
喉のまわりが冷えない様、毛糸のマフラーやハイネックのセーター。
-防寒服-
スキーウェアまたは腰まである厚手のジャケット、ダウンジャケットなど。
※風を通さないことが重要!
-手-
毛糸の手袋の下にシルクの手袋が便利。スキー用の手袋を重ねるのも良いですが、シルクの方が手袋は薄くカメラ撮影時など、手が冷え切らず便利です。
-下着-
綿・ウールなどの長袖の重ね着。 ジーンズやジャージまたはスポーツウェアタイツやスパッツと厚手の靴下、足りなければカイロで補充。
-靴-
靴は少なくともくるぶしの上まであること。スノーブーツなど防水性のものがベスト。裏地に保温用のウールなどが付いていると暖かい。靴底に厚みがあり、滑らないよう加工のしてあるもの。
オーロラ撮影のポイント
感動の1枚のために!事前に準備をしておきましょう
一眼レフの場合
-
カメラ
バルブ(B)が付いたカメラ
または30秒くらい露出が可能なカメラ -
カメラ
魚眼レンズ
または広角の明るいレンズ -
三脚
長時間露出をするため手ブレ防止に便利
-
フィルム
ISO400以上の高感度フィルムがおすすめ。
ISO1600、ISO3200などがあればベスト。忠実な色を色を出すにはポジ(スライド)フィルムが良い。 -
レリーズ
カメラがぶれないようにシャッターボタンに取り付けます。
デジタルカメラの場合
-
夜景モード
一般的なコンパクトデジタルカメラでも明るいオーロラなら夜景モードで問題なし!
-
三脚
本体が小さいので三脚は必需品です。
-
レリーズ
ブレを抑えるレリーズ(リモコン)の撮影がおすすめ。
撮影時の注意!!
カメラを一度出したら、結露が出来るので撮影終了まで暖かい屋内に持ち込まないこと。 また、カメラの凍結と電池の劣化を防ぐために、屋外では布にくるむなどの保温に工夫をしましょう。バッテリーの消費は早いので、必ず予備の電池をご用意ください!フラッシュの使用は周囲で撮影をする方に光害を与えてしまうので厳禁です。フラッシュを使用したい場合は、周囲の方に合図をして確認をしましょう。
オーロラ鑑賞Q&A
- オーロラ鑑賞時に避けるべきことは?
- 露出をしたお肌は肌荒れを起こしやすいので、クリームやリップクリームで保湿をしましょう。
また、ピアスなどの金属のアクセサリーは外した方が無難です。
女性・・・まつ毛が凍って折れてしまうので、マスカラの使用は避けましょう。
男性・・・カミソリ負けを起こしやすいので、毎日の髭剃りは控えましょう。
- オーロラ鑑賞時に、めがねやコンタクトレンズを付けて行っても大丈夫?
- コンタクトレンズの使用はソフト・ハード問わず問題ありません。金属焼けが気になる方は、眼鏡のフレームを防護すると安心です。
- オーロラ鑑賞時に、持っていると便利なものは?
- 観賞エリアは屋外の灯りを抑えているので、懐中電灯があると便利です。
日中は日差しが強いので、サングラスを持参しましょう。オーロラを長時間観賞をしていると、お腹が減ります。
現地でも購入は出来ますが、チョコレートバーなど携帯出来る食べ物を持参すると便利です。
エス・ティー・ワールドなら
ご希望に合わせてオーロラ鑑賞に
最適なツアーを
オーダーメイドいたします。